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ご飯の事

2011.08.22

 自転車でお越しになった筋肉マンの御二人。
エッチラオッツチラ、海抜415メートルの雲の上の町へ。
出発点が松山です。
松山からここまでと・・・・・考えただけで気絶しそうです。

 そのお客さんが、ご飯がおいしい~~~~卵かけをしたいので生玉子をくださいと、ありがたいご注文。
私は「待ってました」とばかり、少し威張って言いました。
 「卵は父が飼っているトリが今朝生んだもの、お米は西土佐の大宮産の物です。」

 松山の方に、西土佐の大宮って言っても「?」です。
西土佐宣伝員(自称)はここでしっかり、西土佐のアピールをしなくてはなりません。
では皆さん、謹んで花の家が使っているの「お米」について説明しますね。

 西土佐地域は、中村市と合併するまでは「西土佐村」として農林業を中心とした自治体でした。
当時の中村市長は、合併しなければ自治体は生き残れないと住民を脅かして、合併を進めました。
 「はい中村市長さま、西土佐村長様、仰せの通り合併します」と言わないのが西土佐の凄いところで、合併するかどうかは住民が決めると住民投票に持ち込みました。

 選挙の結果わずか50票差で合併が決まりました。
選挙して決まったのだから仕方ありません。でも、人口が西土佐の10倍の中村市は、住民投票を拒否したのです。
当時中村に住んでいた女将「もどき」は脳天から火を吐きましたが・・・・・住民投票を拒否した議会と市長は許せんと!

 自治体の合併前に、農協の合併がすすめられ、中心地以外の地域から農協の支所が廃止され、組合員は不便を強いられていましたので、西土佐の方々は行政の合併は農協のようになると不安を持っていたのは確かでしょうね。

 恐れていたことが、西土佐の大宮地域で発生しました。
農協は大宮地域から撤退するというのです。
ガソリンスタンドや、生鮮食料品を置いている購買がなくなれば、大宮地域の方々は何キロも離れた地域まで買い出しに行かなければなりませんし、農業機械に必要なガソリンや肥料だってすぐに手に入りません。車に乗れない高齢者はどうすればいいのか・・・

 困った地域の方々は大宮産業という会社を設立して、農協の施設を運営する事にしました。
株主は大宮地域の90%の住民の皆さんです。
 
 話は永くなりましたが、ここで生産されているのが花の家で使っているお米。
私は0さんから直接購入していますが、籾で保存されているお米は、注文があると玄米→精米して宅急便で送ってくれます。
 「新米ですか?」と言われるほど艶と粘りがあり、おかずがなくても食が進む最高の主食です。
(アー疲れた)

・・・・という、いわれのあるお米を使っています。
小さい地域が頑張っていると思えば、出来る協力はしなければと思うのと、0さんが手塩にかけて育てていると思えば、一粒たりとも粗末にはできない黄金の味です。